2009
報道ステー○ョンを見ていたら、お天気予報のコーナーは、鎌倉からの生中継でした。
夜の鎌倉、花の明月院。
6月の明月院は、空色の紫陽花であふれています。
昼間は観光客でいっぱいの参道も、お天気キャスターさん一人だけ。
あとは、参道両脇にこぼれ咲いている紫陽花、紫陽花、紫陽花。
う、うらやましい~~!!
こんな参道、歩いてみたい!!
キャスターのお姉さんとカメラマンさんが、本気で恨めしく…いえいえ、うらやましくなりました。
まだ、6月の鎌倉は訪れたことがありません…。
やっぱりいいなぁ…紫陽花の風情。
明月院の紫陽花は、ピンクや紫の西洋紫陽花とはちがって、空色。
ファンの間では、「明月院ブルー」と呼ばれているのだとか。
(前に鎌倉行ったとき、「湘南ブルー」っていうステキな色合いのお皿、見つけて買って帰ったなぁ…今でも大事に使っています♪)
そして、月光のもとでは、そのブルーの紫陽花が白く輝くのだそう。
さらに、月日が進むと、空色から濃い群青色に変わってゆくのですって。
いいなぁ…群青色の紫陽花。うっとりこ。
ぜひぜひ、見てみたいです。
…観光客の少ないときに!(絶対無理よねぇ…)
2009
前回は、「真田幸村登場」だったので(本当にこういうサブタイトルだった…なんだかな~)、
ちょっと真剣に見てしまいました。
まぁ…幸村については、何も言うまい。
わかってたもの…上杉側、兼続側からの物語だから、まぁ、そっち側に良いように描かれるだろうことは。
(幸村、兼続に弟子入りしちゃったよ…くすん)
でも、真田昌幸のキャラクターづくりは、ちょっと「真田太平記」を彷彿させるもので、「影響大きいんだなぁ」なんてあらためて思ってしまいました。
そして、今日の回は、話がほとんど進まず(あらあら)、
有名な兼続の兜の前たて「愛」の一字を決定する、というもの。
一般的には、「愛染明王」「愛宕権現」からきた「愛」だってのが有力な通説だと思いますが、やっぱりこのドラマ(原作)は、仁愛の「愛」でつっぱしってしまうのね…。
君臣の愛、夫婦の愛、親子の愛、と語られ、思わずTVの前で苦笑してしまいました…。
ドラマはフィクション大いに結構だし、いっぱい嘘をついて面白い人間ドラマを見せてほしいと思うけれど、
やっぱり上手に嘘をついてくれないと…ねぇ。
この時代に、「仁愛」ってのはおかしいと思うんだけどなぁ…。
それとも、最近の説では、それもアリなのかなぁ…。俗説では言われてる説ですけども。
愛染明王とか愛宕権現説も、確たる根拠はないけれど、こっちは、時代的におかしくはないですもんね。
現代社会の概念・思想に近くすることで共感よぼうってことなのかもしれないけど、
それをしては、歴史ドラマである必然性がないと思うんだけどな~。
と歴史好きとしては、ちまちま言いたくなってしまうのでした☆
2009
舞台で演じるものを見るのは大好きですが、いかんせん、日舞はセリフがないので(歌はあるけれど)、なんだか勝手が違います。
「ここってこういう意味?どういう意味?」とか、疑問符をいっぱい飛ばしながら、踊りの所作のひとつひとつを観察してしまいました。
「あの角度で腰曲げたら、背骨しんどそ~」なんて、ひそかに思ってみたり。
着物もゴージャスで目の保養でした。
でも、やっぱり私は演劇好き☆
踊りのことはド素人でなにもわからないので、ただ「すごいな~」と見入っていたのですが、ついつい舞台美術や小道具や照明には、あれこれ言いたくなってしまうのです。
「今のは暗転せずに、そのまま地明かりでつないでぇ…」とか
「小道具の細工をこんなふうにして…」とか
ブツブツ心の中でつぶやいてました。
もう、このビョーキは一生治らないかも!!
ワールドカップの最終予選、ウズベキスタン戦が始まりました。
生放送に間に合うように、一生懸命帰宅しました!
いつもはどっちかというと野球好きな私ですが、この時期はいつも、にわかサッカーファン(サッカー好きの友人には「邪道!」といわれます…)
あっ…!!日本が1点、先制~~!!
どきどきどき。
2009
学生の頃からの友人からピロリロリンとメール。
なんと、「おめでた」のお知らせでした!
うっほほーい。
おめでと~~♪♪
仕事に埋没しておりましたが、とたんに元気になって舞い上がってしまいました。
現金なものです。
うふふ。
赤ちゃん生まれたら会いにいくんだ~☆(まだまだ先だってば!)
安定期に入るまでは、安静にしないと!ということなので、
どうぞどうぞ体を大切にね。
そして、遅ればせながら、Nちゃん、お誕生日おめでとうです!
もうこんな年になったのね…と、その成長に目を見張る親戚の伯母さんのような心境です☆
本日の更新は「Nちゃんといえば」という登場人物の組み合わせで、お届けします♪
お祝いをこめて。
2009
別に作った歴史のサイト(小春日和)で使っていた日記ですが、そっちとはリンクを切りました☆
今日は関西はあいにくのお天気で、私も一日おうちにこもってましたが、山中湖のハーフマラソンは大丈夫だったのかなぁ…。
久々に書いた「HAPPY BIRTHDAYを綴ろう」に感想をいただいて、るるんっと舞い上がった私は、続編を書いてしまいました。
オールキャストは楽しいですね♪
ぽこぽんっと、書きたいなぁってネタが出てきます。
ネット上でも勢い著しいウィルスですが、感染していないことは確認しています。
JavaSprictも無効にしているので、メールフォームが使えなくなっていますが。
でも、ファイルのUPでも感染の可能性があるということなので、ちょっと「どうしよう」と思いつつ…。
ネットサーフィンはやめておこう、という今日このごろです。
2009
作家の栗本薫(中島梓)さんが、ガンでお亡くなりになったとのこと…。
ずっと病を抱えて、闘いながら、執筆されていたのですね。
「伊集院大介」シリーズ、大好きでした。
「グイン・サーガ」も、未完ということになっちゃうのですね…。なにより、ご自身が心残りであったことでしょう。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
2009
別にはじめて作るものでもなし、ノンキにちゃきちゃき作っていたのですけど…。
あ。
あれれれ?
焼き上がりのケーキを見て…ううう、失敗!
最近、失敗したことなかったのに、今日は見事に失敗!!
焼き加減を失敗した上、なんだか味も粉っぽいぞ…バナナケーキなのに、しっとりせずに粉っぽい…だめだ、こりゃ。
作ってる途中までいい感じだったんだけどなぁ…。
まだ週はじめというのに、なんだか縁起が悪いなぁ…と思ってしまいました★くすん
2009
ハッピバースデー トゥ ユ~~~♪
と歌いましょう。
すてきなバースデーを過ごされたかしら…。
なかなか会えないけれど、次に会える機会を楽しみにしています。
会えなくても、遠くても、こうやってつながりをずーっと大切にできることが、幸いだなぁ、と心から思うのです。
お誕生日、おめでとうございます!
祝福をこめて。
2009
今日から、裁判員制度スタートですが、すっかり新型インフルエンザに主役の座をもっていかれてしまっていますね…。
インフルエンザ…いろいろと大変です★
あわわわ。
町からマスクが消えました…。
オイルショックの時のトイレットペーパーって、こんな感じなのかなぁ…。
町中、あちこちがピリピリしてます。
感染してしんどい思いしている人に対する報道の仕方が、あまりに行き過ぎてる気がして、ほんと、気の毒…。
今日、起訴された人たちも、普段なら全国ネットのニュースで名前なんて出ない種類の事件なのに(犯罪は犯罪で、許されることではないですけども!)、裁判員制度適用事件ということで、バッチリ名前がニュースに…!
ほんとに、もう…。
2009
作品は違っても、作品に漂う気品や心意気は、あい通ずるもの。
心地よい読後感に、うっとりします。
物語は、深川の老舗・桔梗屋の主人である太兵衛と、賭場の貸元・霊巌寺の猪之吉が、書の稽古場で出会うところから始まります。
え?賭場の貸元が、書道教室!?
と思わず、まじまじと「筆道稽古場」の文字を、「間違いないよね?」と見直してしまいました(わは)。
今の立場も生きてきた道もまったく違う二人ですが、お互い、人間の器量に惚れあい、深く付き合っていくことになります。
しかし、桔梗屋の乗っ取りという企みが進行。それを黒幕から頼まれ、策を仕掛けてきたのは、騙り屋の治作たち。
跡取りのいない太兵衛は、自分の死後のことを思いつつ、重い病であの世へ旅立ちます…すべてを猪之吉を託して。
猪之吉一派と治作一派の闘い。
その結末は…。
というお話です。
********以下、物語の細部に触れています!********
猪之吉と太兵衛という、酸いも甘いも噛み分けた、壮年のオトコふたりのつながりには、惚れ惚れとさせられます。
人間に惚れたのねぇ…と素直に感動してしまいます。
ぶっきらぼうな猪之吉の熱い面というのは、実にわかりやすいのですが(それが彼の魅力です)、
とりわけ大店の主人として、常に穏やかでどっしりとした太兵衛が見せる、猪之吉への静かでゆるぎない信頼は、ぐっと胸に迫ります。
文庫本の裏表紙に書かれた、物語の抜粋を読んだとき、私は、太兵衛がすぐに亡くなるのかな~と思ってました(一文目にいきなり、「太兵衛は(略)息を引き取った」ってあるんだもの)。
でも、実際は、物語の中盤で、太兵衛は亡くなります。
そこまでに描かれる二人の関係が、なにより物語に深みを生んでいるのだなぁと、思います。
単に、騙り屋との知力を尽くしたやり取りが面白いだけではないのです。
また、私自身は、ラストの騙り屋との一戦よりも、太兵衛の葬儀を立派に行おうと、一切を取り仕切る猪之吉の場面が、クライマックスのようにドキドキしました。
ほんとに粋な采配で、くらくらします。
そして、桔梗屋の頭取番頭である誠之助。
60歳近いというのに、治作たちにかどわかされて、拷問にかけられても、一切のことを話さなかった心意気。
堅気で、こういった無頼ごとには無縁な彼にさえ、貫かれている男気に、心打たれますね。
大好きな登場人物でした。
あと、猪之吉の女房♪
名前すら出てきてないし、出番も2か所ほどなんですけど、なんだかとっても気になるのです。
凛とした「いい女」の匂いがたっぷりで!
あの猪之吉が女房に、と思った女性は、どんな人なんだろう…と好奇心が沸いてしまいます。
魅力的な登場人物がいっぱいで、目移りします。
それにしても、桔梗屋のその後がどうなったのか…読了しても、『欅しぐれ』の「その後」が気になって仕方ありません。
跡取りとして、誰を迎えたのかなぁ…。
その跡取りと猪之吉の関係はどうなったのかなぁ…。
誠之助は、まだまだ元気に頭取番頭続けるんだろうなぁ…。
きっと、乗っ取りの黒幕・鎌倉屋は、また何か懲りずに仕掛けてきそうだなぁ…。
とか、いろいろね!
そうそう。
「貸元・霊巌寺の猪之吉」といえば、同じ山本一力作品『大川わたり』で、「猪之介」が出てきてますね。
こちらも猪之吉と同じく、「達磨」の異名を持っています。
『大川わたり』が天明年間で、『欅しぐれ』が天保年間だから、
もしかしたら、猪之介の次の代の貸元が猪之吉だったりするのかなぁ…。
そういうつながりを考えるのも、山本作品を読む楽しみです☆