忍者ブログ

2025

0303
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2008

0707
本日、7月7日。しらさぎの天の川を渡って、牽牛織女の逢瀬の日。
晴れていれば、空には星がまたたいてるけどね。
その星は、ほんとは昼間だってちゃんと輝いているんだよ~。
…ということで(?)、米原万里さんの『真昼の星空』です♪

「真昼の星」。
目に見えるからこそ、そっちに引っ張られてしまうってこと、ありますよね。
そう指摘されると、「うんうん、そう!」と思い当たることがたくさん出てきます。
目に映るいろんなモノの裏に潜んでいる「ホンモノ」。
それって、手が届きそうで届かないから、いいのかなぁ、とも思います。

『真昼の星空』は、読売新聞の日曜版に連載されたエッセイ142編のうち、80編に加筆訂正してまとめられたエッセイ集です。
とりあげられるネタは身近なものも多く、題材そのものに「おおっ!」という目新しさがあるわけじゃないのに、その切り口はいつも鮮やかで鋭い。
文庫本2~3ページという小エッセイに、何度「やられた!」と思ったことか…♪
また、そのやられ方加減が心地よくて、米原節にほとほと参って虜になってしまった私がココにおります☆

「現実」を解きほぐすのに、難しい理論や言語表現は絶対のものではない。
ほんのちょっと対象を突き放して、違う角度から見据える力。
そんな力の魅力を、米原さんの言葉の端々から感じます。

>Kumaさん
こんばんは。
最近、通勤の友だったのが『真昼の星空』でした。
もうあっという間に読み終えてしまいました…うう、もったいない…。
はじめて読んだ米原さんの本『不実な美女か貞淑な醜女か』は、もう読み返しすぎて、本がよれっとなってます。
ほんと痛快で、読んでいると、心がすっとします!
今、手許に『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』があります(『真昼の星空』と一緒に買ってきてしまいました)。
もったいないから、ちょっとずつ読もうと思います。うふふ。楽しみです~。
PR
Post your Comment
Name:
Title:
Font:
Mail:
URL:
Comment:
Pass: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
無題
またまたこんばんは。
米原さんの本は、お亡くなりになった後に出版された2-3冊を除いて、ほぼすべて読破していたはずです。

本当に幅広い知識をお持ちで、仕事柄感心させられることも多く、もっとたくさんの本を読ませていただきたかったなぁ…と残念でなりません。

『不実な美女か貞淑な醜女か』もよかったですね!
オトナには是非読んでいただきたい一冊です。
Kuma 2008/07/08(Tue)21:36:38 編集
trackback
この記事のトラックバックURL:
カレンダー
02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
フリーエリア
最新コメント
[03/04 ノエ]
[03/04 nya]
[08/29 nya]
[07/31 Kuma]
[07/31 Kuma]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ノエ
性別:
女性
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター
忍者ブログ [PR]
* Template by TMP