2009
道頓堀から救出されたカーネル・サ○ダースおじさん♪
無事にケン○ッキーの道頓堀店に帰宅できたそうですね。
それにしても、こんなに大きくニュースでもとりあげられるとは…!
(関西圏のみのニュース番組なのかしら…)
あさっての日曜日、「探偵ナイトスクープ」がゴールデンタイムで全国放送されますが、
昔むかーし1回目の「ナイトスクープ」では、生瀬探偵が道頓堀のカーネ○おじさん捜索に乗り出したそうです。
「ナイトスクープ」のゴールデン登場を待っていたかのような、カー○ルさんの救出劇☆
なんてタイミングなんでしょう!
うん!
今年のトラは、きっと勝てる!!(奇妙な自信)
カ○ネルおじさんは、その後、甲子園球場に鎮座するとか~♪
無事にケン○ッキーの道頓堀店に帰宅できたそうですね。
それにしても、こんなに大きくニュースでもとりあげられるとは…!
(関西圏のみのニュース番組なのかしら…)
あさっての日曜日、「探偵ナイトスクープ」がゴールデンタイムで全国放送されますが、
昔むかーし1回目の「ナイトスクープ」では、生瀬探偵が道頓堀のカーネ○おじさん捜索に乗り出したそうです。
「ナイトスクープ」のゴールデン登場を待っていたかのような、カー○ルさんの救出劇☆
なんてタイミングなんでしょう!
うん!
今年のトラは、きっと勝てる!!(奇妙な自信)
カ○ネルおじさんは、その後、甲子園球場に鎮座するとか~♪
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2009
1985年、タイガーズ日本一のとき、熱狂したファンに道頓堀に投げ込まれたカーネ○サンダースおじさん。
行く方知れずになって、幾星霜。
1985年以来、リーグ制覇をしても日本一になれない阪神タイガース。
それは、「カー○ルおじさんの呪い」だとも言われたとか…!!
そのおじさんが、昨日、偶然、道頓堀から救出されたそうです☆
ニュースを聞きながら、「ふぅん、すごいなぁ。へぇ~」と思っていたのですが。
眼にした、本日のスポーツ紙。
一面トップニュースで、カ○ネルおじさんの救出が扱われていました。
そ、そんな大ニュースだったんだ!あれ!!(わはは)
さすがです。
…それにしても、これは、トラのペナントレース快進撃の前兆なのか。
それとも、毎年、オープン戦「では」好調なトラの象徴なのか。
いえいえ!
これで呪いは解けましたからね。
今年こそはーーーーー!!!
2009
先日読んでいた本で初めて出会った漢字。
それが、あなたでした。
「辷」
漢数字の「一」に「シンニョウ」。
一瞬読めなくて、マジマジと本文を見つめてしまいました。
「~スキーを辷って…云々」
とありまして、「辷」はもちろん「すべる」と読むとのことです。
へぇ…!!こんな漢字あったんだ…。
単純そうでいて、奥が深そう♪
嬉しくなって、つい漢和辞典をひいてしまいました。
国字(日本製漢字)のひとつだそうです。
音読みはナシ。訓読みの「すべる」のみ。
意味は、当然「滑る」に同じで、「なめらかに進む」ということ。
シンニョウそのものが、「道を歩く」という意味だから、
それに平らな一本道の「一」を組み合わせて、
「すべる」の意味を表すんですって。
…んん??
納得しかけて、ふと首を傾げる私。
「一」は、斜めではなく「平ら」なんでしょ?
なんで滑るのかしらん…。
平坦な道。なんの障害物もない、「一」の字みたいな道で滑るなんて、よっぽどのおっちょこちょいではないかと…もごもごもご★
あ!そっか!!
どこまでも平らな道が続いていると思い込んで、「一」な道をスタスタ歩いていたら、いつのまにか端っこまで来ていたことに気づかず、そのまま、足を滑らせてすってんころりん、「一」の端っこから落っこちる…と。
だって、「辷」の字には、「失脚する」とか「ふみはずす」という意味もあるそうですから。
平坦な道に見えても、穴はいろんなとこにあいているのですね…。
油断禁物。
そして、今にも足を踏み外して、「辷」って転びそうな、昨今の日本の政界を思い出してしまうのでした!!
それが、あなたでした。
「辷」
漢数字の「一」に「シンニョウ」。
一瞬読めなくて、マジマジと本文を見つめてしまいました。
「~スキーを辷って…云々」
とありまして、「辷」はもちろん「すべる」と読むとのことです。
へぇ…!!こんな漢字あったんだ…。
単純そうでいて、奥が深そう♪
嬉しくなって、つい漢和辞典をひいてしまいました。
国字(日本製漢字)のひとつだそうです。
音読みはナシ。訓読みの「すべる」のみ。
意味は、当然「滑る」に同じで、「なめらかに進む」ということ。
シンニョウそのものが、「道を歩く」という意味だから、
それに平らな一本道の「一」を組み合わせて、
「すべる」の意味を表すんですって。
…んん??
納得しかけて、ふと首を傾げる私。
「一」は、斜めではなく「平ら」なんでしょ?
なんで滑るのかしらん…。
平坦な道。なんの障害物もない、「一」の字みたいな道で滑るなんて、よっぽどのおっちょこちょいではないかと…もごもごもご★
あ!そっか!!
どこまでも平らな道が続いていると思い込んで、「一」な道をスタスタ歩いていたら、いつのまにか端っこまで来ていたことに気づかず、そのまま、足を滑らせてすってんころりん、「一」の端っこから落っこちる…と。
だって、「辷」の字には、「失脚する」とか「ふみはずす」という意味もあるそうですから。
平坦な道に見えても、穴はいろんなとこにあいているのですね…。
油断禁物。
そして、今にも足を踏み外して、「辷」って転びそうな、昨今の日本の政界を思い出してしまうのでした!!
2009
WBC東京ラウンド、最終戦。
ふたたびの日韓戦です。
リアルタイムで観たい!!と、強引に仕事を切り上げて帰宅。
プレイボールにはちょっと遅刻したけど、リアルタイムで観戦できました。
大方の予想どおり、1点を争う接戦。
結局、終わってみれば、1-0の最小点差での日本の惜敗…くすん。
あれだけいい投球内容だった、先発の岩隈選手。
フォアボールで出した韓国の選手が、ホームを踏んだ1点が、決勝点だったわけなので、
ほんと、その胸中はいかばかりか…。
打線の援護があればなぁ…!!と悔やんでしまいますが、
そんなに簡単に打てるピッチャーじゃないんでしょうね。韓国の投手陣。(難しいことはさっぱりわからない私ですけども)
それにしても、韓国の選手って、重量級の人が多いですよねぇ…。
日本の選手がスレンダーに見える!
東京ラウンドは、2位通過ということになりました。
次の相手は、キューバかな…!
韓国とは、また当たるでしょうからね!
そのときに、今日の雪辱をば!!
ああ、でも、どきどき緊迫の好ゲームだったなぁ…。
ふたたびの日韓戦です。
リアルタイムで観たい!!と、強引に仕事を切り上げて帰宅。
プレイボールにはちょっと遅刻したけど、リアルタイムで観戦できました。
大方の予想どおり、1点を争う接戦。
結局、終わってみれば、1-0の最小点差での日本の惜敗…くすん。
あれだけいい投球内容だった、先発の岩隈選手。
フォアボールで出した韓国の選手が、ホームを踏んだ1点が、決勝点だったわけなので、
ほんと、その胸中はいかばかりか…。
打線の援護があればなぁ…!!と悔やんでしまいますが、
そんなに簡単に打てるピッチャーじゃないんでしょうね。韓国の投手陣。(難しいことはさっぱりわからない私ですけども)
それにしても、韓国の選手って、重量級の人が多いですよねぇ…。
日本の選手がスレンダーに見える!
東京ラウンドは、2位通過ということになりました。
次の相手は、キューバかな…!
韓国とは、また当たるでしょうからね!
そのときに、今日の雪辱をば!!
ああ、でも、どきどき緊迫の好ゲームだったなぁ…。
2009
本日開催の名古屋国際女子マラソン。
すっごくリアルタイムで見たかったけれど、どうしてもはずせない用で、泣く泣く断念。
Qちゃんのありがとうラン♪
おそらく最後のフルマラソン。
生で見たかったなぁ…。
ニュースで見た、彼女の朗らかな笑顔での完走は、本当にすてきでした。
Qちゃんにとって、とりわけたくさんの思い出がつまった名古屋国際。
いろんな思いをかみ締めながら、一歩一歩ゴールまで走り続けたのだろうなぁ、と沿道に手をふる彼女の姿を見て、感じました。
Qちゃんへ、たくさんたくさんのありがとうを!
フルマラソンの姿はもう見れないかもしれないけど、
彼女のすてきな笑顔には、これからも(今まで以上に)多彩な場面で会えるんでしょうね!
それを、心から期待してしまいます。
それにしても、笑顔で手を振りながら、29位って…Qちゃん、やっぱりすごいなぁ…。
すっごくリアルタイムで見たかったけれど、どうしてもはずせない用で、泣く泣く断念。
Qちゃんのありがとうラン♪
おそらく最後のフルマラソン。
生で見たかったなぁ…。
ニュースで見た、彼女の朗らかな笑顔での完走は、本当にすてきでした。
Qちゃんにとって、とりわけたくさんの思い出がつまった名古屋国際。
いろんな思いをかみ締めながら、一歩一歩ゴールまで走り続けたのだろうなぁ、と沿道に手をふる彼女の姿を見て、感じました。
Qちゃんへ、たくさんたくさんのありがとうを!
フルマラソンの姿はもう見れないかもしれないけど、
彼女のすてきな笑顔には、これからも(今まで以上に)多彩な場面で会えるんでしょうね!
それを、心から期待してしまいます。
それにしても、笑顔で手を振りながら、29位って…Qちゃん、やっぱりすごいなぁ…。
2009
WBC一次ラウンドの韓国戦!
北京五輪の悪夢がつーっと頭をかすめてましたが、そんな懸念はなんのその♪
初回から、イチロー選手のヒットを皮切りに先制点。
先発の松坂投手は、1回は「変化球が入らなくて」て本人もインタビューで答えているみたいに、ちょっと苦労してたみたいだけど、2回以降は0点でピシャリ!!
こんなに点とっちゃって、いいんかな~。
と思うくらいの、打線の爆発でした(次の試合にとっておいたほうがいいんじゃ…☆わはは)
ピッチャーの継投、最後は、トラの岩田投手。
おおっ!国際試合デビューだぁ…♪
ランナー背負ったり、「ええっ、なんで!?」というボークをとられたり、はじめはちょっと不安な感じで、
「がんばれーー!!落ち着けーー!!」とTVの前で思わず声援。
やっぱり緊張があったのかな。
最後は、きっちりとしめてくれて、12点差でコールド勝ち~~♪
対韓国でコールド勝ちなんて…!!
誰も予想しない展開だったかも。
でも、まだまだ韓国との試合は続きますし、次も爽快な試合を期待してます♪
あ~~北京五輪のモヤモヤが晴れてきますね♪
(でも、短期決戦って、ほんと、怖いですよねぇ…)
北京五輪の悪夢がつーっと頭をかすめてましたが、そんな懸念はなんのその♪
初回から、イチロー選手のヒットを皮切りに先制点。
先発の松坂投手は、1回は「変化球が入らなくて」て本人もインタビューで答えているみたいに、ちょっと苦労してたみたいだけど、2回以降は0点でピシャリ!!
こんなに点とっちゃって、いいんかな~。
と思うくらいの、打線の爆発でした(次の試合にとっておいたほうがいいんじゃ…☆わはは)
ピッチャーの継投、最後は、トラの岩田投手。
おおっ!国際試合デビューだぁ…♪
ランナー背負ったり、「ええっ、なんで!?」というボークをとられたり、はじめはちょっと不安な感じで、
「がんばれーー!!落ち着けーー!!」とTVの前で思わず声援。
やっぱり緊張があったのかな。
最後は、きっちりとしめてくれて、12点差でコールド勝ち~~♪
対韓国でコールド勝ちなんて…!!
誰も予想しない展開だったかも。
でも、まだまだ韓国との試合は続きますし、次も爽快な試合を期待してます♪
あ~~北京五輪のモヤモヤが晴れてきますね♪
(でも、短期決戦って、ほんと、怖いですよねぇ…)
2009
WBC第1ラウンド。
次の日本の相手は、予想どおり、韓国ですね!
それにしても、9-0で台湾に圧勝の韓国。
打線、絶好調みたいですね。
ううっ。明日の対戦が怖いような、楽しみなような…。
韓国内では、「侍ジャパンは弱体化」と、揶揄する新聞見出しも躍っているとか。
わくわくするゲームを期待してます♪
明日は、なるべく早く帰ってこよ~~~。
2009
第2回のWBCがいよいよ開幕しました!
巷では盛り上がってるのかな…どうなんでしょ。
とりあえず、本日から第1ラウンド。東京ドームでの試合です。
前売りは完売みたいですね!(前回は、ドームが満席にならなかったそうだから、前回よりも注目はされてるのかな…)
本日は、日本VS中国の一戦。
帰宅してTVをつけたときには、すでに7回表。3対0で、日本がリードしているところでした。
美味しい得点シーンは、終わっちゃった…!!
そのあとも、日本の得点はなかったけれど、
投手陣は見事な完封リレー♪
最後は、きちっとトラの守護神・藤川選手がしめてくれました!
にしても、前回のWBCの第1ラウンドで、中国に10点以上つけてコールド勝ちしている日本。
1回勝負の国際試合なので、色んな条件が試合の趨勢を左右するんだろうけど、
それにしても、「圧勝」するだろうという大方の予想を裏切っての、接戦でしたね…!!
逆転されるんじゃないかと、ちょっとハラハラしちゃったよ…★
そして、「5打数無安打」と連呼されるイチロー選手。
「打てない、打てない」とあまりに言い続けられるイチローが、なんだか気の毒になってきます…。
あんな一流の選手なんだから、自分の状態は自分で一番わかっているだろうに、
外野がやいのやいのうるさいですねぇ…。
注目や期待が集まるのって、ほんと、タイヘン…!
あさっては、おそらく対韓国戦でしょう!
先発は松坂選手とのこと。
また、楽しみです!
巷では盛り上がってるのかな…どうなんでしょ。
とりあえず、本日から第1ラウンド。東京ドームでの試合です。
前売りは完売みたいですね!(前回は、ドームが満席にならなかったそうだから、前回よりも注目はされてるのかな…)
本日は、日本VS中国の一戦。
帰宅してTVをつけたときには、すでに7回表。3対0で、日本がリードしているところでした。
美味しい得点シーンは、終わっちゃった…!!
そのあとも、日本の得点はなかったけれど、
投手陣は見事な完封リレー♪
最後は、きちっとトラの守護神・藤川選手がしめてくれました!
にしても、前回のWBCの第1ラウンドで、中国に10点以上つけてコールド勝ちしている日本。
1回勝負の国際試合なので、色んな条件が試合の趨勢を左右するんだろうけど、
それにしても、「圧勝」するだろうという大方の予想を裏切っての、接戦でしたね…!!
逆転されるんじゃないかと、ちょっとハラハラしちゃったよ…★
そして、「5打数無安打」と連呼されるイチロー選手。
「打てない、打てない」とあまりに言い続けられるイチローが、なんだか気の毒になってきます…。
あんな一流の選手なんだから、自分の状態は自分で一番わかっているだろうに、
外野がやいのやいのうるさいですねぇ…。
注目や期待が集まるのって、ほんと、タイヘン…!
あさっては、おそらく対韓国戦でしょう!
先発は松坂選手とのこと。
また、楽しみです!
2009
3月に入って、とたんに現実味を帯びてきたのが、「お別れの季節」だということ。
この3月末をもって退職される方が、たくさんいらっしゃいます。
お世話になった先輩方。
ほんとに、さみしーなぁ…。
あと一緒に働けるのも、カウントダウンに入ったんだぁ、と思うと、忙しさの中に、寂しさがつのってきます。
というわけで、「すてきなお別れ会をしよう!!」と、あちこちで幹事をひきうけ、
今日も、せっせといいお店を探す私なのでした☆
明日から、いよいよWBC開幕~~♪
期待していいかな。
野球シーズンの始まりです。わっほい!
この3月末をもって退職される方が、たくさんいらっしゃいます。
お世話になった先輩方。
ほんとに、さみしーなぁ…。
あと一緒に働けるのも、カウントダウンに入ったんだぁ、と思うと、忙しさの中に、寂しさがつのってきます。
というわけで、「すてきなお別れ会をしよう!!」と、あちこちで幹事をひきうけ、
今日も、せっせといいお店を探す私なのでした☆
明日から、いよいよWBC開幕~~♪
期待していいかな。
野球シーズンの始まりです。わっほい!
2009
「椿姫」を下敷きに作られた、新作ミュージカル「マルグリット」。
「レ・ミゼラブル」や「ミス・サイゴン」を作ったコンビの新作と聞けば、どきどきわくわく。
舞台は、第二次世界大戦中、ドイツ占領下のパリ。
歌姫・マルグリットには、宝塚を退団して、初の舞台となる、春野寿美礼さん。
マルグリットを囲っている、ドイツ人将校・オットーに、寺脇康文さん。
マルグリットに恋焦がれる青年アルマンに、田代万里生さん。
というメインキャスト。
(たはは…知っているのは、寺脇さんだけでした。それも、TVドラマ・映画の中での寺脇さんのみ…主役3人の舞台は、それぞれ初めて観ました)
****以下、舞台のネタバレを含みます!!****
開演前。どでかいホールの、どでかい緞帳に、どでかいマルグリットの顔。
大きな瞳がじーっと客席に注がれます。
それも静止画ではなく、時折ゆーっくりまばたきするという…ひょえ!こ、怖い…。
ホールに入って、緞帳見た瞬間、びっくりして、立ち止まってしまいました。
しかも私が見た瞬間に、バチっとまばたきされまして…!
なにも心つもりがなかったから、お、驚いた…!!
芝居を観て納得しましたが、あれ、鏡に向かっているマルグリットなんですね。
印象的なシーンで、マルグリットが鏡に向かいながら、切々と心情を歌い上げるシーンがありましたし、
舞台美術や照明も、鏡を思わせるような反射が多用されてました。
それにしたって、あの緞帳、インパクトありすぎる…!!(夢に出てきそう~)
物語は、ホールの大きさにすると、どちらかというと少人数のキャストで進みます。
あんまり派手なシーンもないし、堅実に、ひとつひとつのシーンを丁寧に積み重ねていく、という印象の演出でした。
マルグリットとオットー、アルマンの愛情のもつれ。
レジスタンスの活動をしているアルマンの姉・アネットとその恋人(ユダヤ人)のルシアン、ふたりの友人のピエロを中心とする、政治がらみの動向。
このふたつの物語が主軸となり、からみあってゆきます。
ミュージカルにはお馴染みのアンサンブル(群集)の役者さんたちは、主にマルグリットの取り巻きとして登場します。フランス人なのに、マルグリットにたかってドイツ人将校に便宜をはかってもらおうとする人々。そして、パリがドイツ軍から解放されたのちには、マルグリットにリンチを加える、実にわかりやすい群集。
全体的に、なんとなく想像していたのよりも、しっとりと落ち着いた芝居でした。
いい意味でいうと、ケレンのない(見た目の派手さでごまかしたりしない)、じっくりと人間を表現しようとした硬質の舞台。
悪い意味でいうと、あまり強い印象の残らない、「もう一度観たい!」という、いてもたってもいられないような衝動の起こらない舞台。
歌も、はじめて聴いたせいもあるかもしれないけど、終演後に何度もくちずさんでしまうような状況には、私はなりませんでした。
きれいな曲ばかりだし、いいと思うんですけど、なにが足りないのかなぁ…。
強烈なインパクト、というのは、確かにないかも。
観た人の評価がかなり極端に分かれているようですが、それがよくわかるような…。
ウェストエンドでは、ロングランにならず、なかば打ち切りのような形だったともどこかで聞いたけど、ほんとかな?
私の好みとしては、もう少し長くなってもいいので、後半の展開をもうちょっとじっくり人間を描きこんで観たかったな、というのと、ホールが大きすぎる!ということ。
ウェストエンドでは、どのくらいの箱でやったのかしら…。
キャパ800くらいの箱で、見たいなぁ…って、舞台装置が入らないか!そんな小屋じゃ!!
舞台美術と照明は、とってもとってもステキでした。
特に照明は素晴らしかったです。
照明の専門的なことはわからないけれど、でしゃばることなく、でもしっかりと存在感を示し、その明かりが登場人物の心情やそのシーンを象徴しているんだなぁと感じられるところが、数え切れないほどありました。
びっくり緞帳も含めて、ひとつの世界を作り上げている完成度の高さに感動!
ウェストエンドのをそのまま持ってきたそうですが…うーん、すごい。
舞台上で、板が回転して、次々と机や椅子などの道具が登場したり去ったり…そのぐるぐる装置転換が、ちょっと多すぎて、思わず笑ってしまいそうになったけど(このぐるぐるは、私は個人的に好きではないのです。ちゃちなカラクリ見せられてるようで…やっちゃいけないとは思わないけど、舞台としての面白みは半減じゃないかなぁ…)。
役者さんはね。
もと宝塚の男役トップだった女優さんと、声楽家の青年と、TVドラマやストレートプレイの舞台出身の男優さん(もちろん歌を専門的にはやってらっしゃらない)。
メインの3人の役者さんの、歌や芝居の質のバラバラさ加減が、いいのか悪いのか…。
それぞれ魅力的な役者さんなんですけど、「ひとつの舞台の調和」という点では、どうなのかなぁ…。
これも好みが分かれるところですよね。
私は、ちょっとイマイチだったかも…。ひとりひとりのシーンでは気にならない部分が、ふたりや三人のシーンになると…あちゃ!
その点、アンサンブルの皆さんは、「調和」が命のパートなだけに、ほんとに皆さん達者で♪
大好きでした。
新作ミュージカルが観れたのは、とっても楽しかったです。
硬派な芝居で、作り手のみなさんの真摯さが伝わってきました。
公演を重ねると、またいろいろと変わっていくのかな。
「レ・ミゼラブル」や「ミス・サイゴン」を作ったコンビの新作と聞けば、どきどきわくわく。
舞台は、第二次世界大戦中、ドイツ占領下のパリ。
歌姫・マルグリットには、宝塚を退団して、初の舞台となる、春野寿美礼さん。
マルグリットを囲っている、ドイツ人将校・オットーに、寺脇康文さん。
マルグリットに恋焦がれる青年アルマンに、田代万里生さん。
というメインキャスト。
(たはは…知っているのは、寺脇さんだけでした。それも、TVドラマ・映画の中での寺脇さんのみ…主役3人の舞台は、それぞれ初めて観ました)
****以下、舞台のネタバレを含みます!!****
開演前。どでかいホールの、どでかい緞帳に、どでかいマルグリットの顔。
大きな瞳がじーっと客席に注がれます。
それも静止画ではなく、時折ゆーっくりまばたきするという…ひょえ!こ、怖い…。
ホールに入って、緞帳見た瞬間、びっくりして、立ち止まってしまいました。
しかも私が見た瞬間に、バチっとまばたきされまして…!
なにも心つもりがなかったから、お、驚いた…!!
芝居を観て納得しましたが、あれ、鏡に向かっているマルグリットなんですね。
印象的なシーンで、マルグリットが鏡に向かいながら、切々と心情を歌い上げるシーンがありましたし、
舞台美術や照明も、鏡を思わせるような反射が多用されてました。
それにしたって、あの緞帳、インパクトありすぎる…!!(夢に出てきそう~)
物語は、ホールの大きさにすると、どちらかというと少人数のキャストで進みます。
あんまり派手なシーンもないし、堅実に、ひとつひとつのシーンを丁寧に積み重ねていく、という印象の演出でした。
マルグリットとオットー、アルマンの愛情のもつれ。
レジスタンスの活動をしているアルマンの姉・アネットとその恋人(ユダヤ人)のルシアン、ふたりの友人のピエロを中心とする、政治がらみの動向。
このふたつの物語が主軸となり、からみあってゆきます。
ミュージカルにはお馴染みのアンサンブル(群集)の役者さんたちは、主にマルグリットの取り巻きとして登場します。フランス人なのに、マルグリットにたかってドイツ人将校に便宜をはかってもらおうとする人々。そして、パリがドイツ軍から解放されたのちには、マルグリットにリンチを加える、実にわかりやすい群集。
全体的に、なんとなく想像していたのよりも、しっとりと落ち着いた芝居でした。
いい意味でいうと、ケレンのない(見た目の派手さでごまかしたりしない)、じっくりと人間を表現しようとした硬質の舞台。
悪い意味でいうと、あまり強い印象の残らない、「もう一度観たい!」という、いてもたってもいられないような衝動の起こらない舞台。
歌も、はじめて聴いたせいもあるかもしれないけど、終演後に何度もくちずさんでしまうような状況には、私はなりませんでした。
きれいな曲ばかりだし、いいと思うんですけど、なにが足りないのかなぁ…。
強烈なインパクト、というのは、確かにないかも。
観た人の評価がかなり極端に分かれているようですが、それがよくわかるような…。
ウェストエンドでは、ロングランにならず、なかば打ち切りのような形だったともどこかで聞いたけど、ほんとかな?
私の好みとしては、もう少し長くなってもいいので、後半の展開をもうちょっとじっくり人間を描きこんで観たかったな、というのと、ホールが大きすぎる!ということ。
ウェストエンドでは、どのくらいの箱でやったのかしら…。
キャパ800くらいの箱で、見たいなぁ…って、舞台装置が入らないか!そんな小屋じゃ!!
舞台美術と照明は、とってもとってもステキでした。
特に照明は素晴らしかったです。
照明の専門的なことはわからないけれど、でしゃばることなく、でもしっかりと存在感を示し、その明かりが登場人物の心情やそのシーンを象徴しているんだなぁと感じられるところが、数え切れないほどありました。
びっくり緞帳も含めて、ひとつの世界を作り上げている完成度の高さに感動!
ウェストエンドのをそのまま持ってきたそうですが…うーん、すごい。
舞台上で、板が回転して、次々と机や椅子などの道具が登場したり去ったり…そのぐるぐる装置転換が、ちょっと多すぎて、思わず笑ってしまいそうになったけど(このぐるぐるは、私は個人的に好きではないのです。ちゃちなカラクリ見せられてるようで…やっちゃいけないとは思わないけど、舞台としての面白みは半減じゃないかなぁ…)。
役者さんはね。
もと宝塚の男役トップだった女優さんと、声楽家の青年と、TVドラマやストレートプレイの舞台出身の男優さん(もちろん歌を専門的にはやってらっしゃらない)。
メインの3人の役者さんの、歌や芝居の質のバラバラさ加減が、いいのか悪いのか…。
それぞれ魅力的な役者さんなんですけど、「ひとつの舞台の調和」という点では、どうなのかなぁ…。
これも好みが分かれるところですよね。
私は、ちょっとイマイチだったかも…。ひとりひとりのシーンでは気にならない部分が、ふたりや三人のシーンになると…あちゃ!
その点、アンサンブルの皆さんは、「調和」が命のパートなだけに、ほんとに皆さん達者で♪
大好きでした。
新作ミュージカルが観れたのは、とっても楽しかったです。
硬派な芝居で、作り手のみなさんの真摯さが伝わってきました。
公演を重ねると、またいろいろと変わっていくのかな。