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0514
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2009

0128

日々「変」わり映えがしないと、書くことがなくて、漢字シリーズに走ってしまいます。

というわけで、気になる漢字その2は「変」。

毎年、年末に清水寺で発表される今年の漢字。2008年を表す漢字が「変」でしたね。
異変、政変、激変、変節、変乱…エトセトラ。
思いあたることは、あれもこれも。

オバマさんも「Change」ってアピールしてるし。

なにかと「変」なことの多いご時世でもあります☆

というわけで「変」です。

この漢字の何が気になるって、部首です、部首。

私、「変」の部首って、ずっと「なべぶた」だと思ってたんですよね(変の一番上の部分)。
だって「変」の上半分の「亦」という漢字の部首は、「なべぶた」なんですよ?
だったら、「変」もそうだろうって。

違うんですね…。
「変」の部首は、漢字の下半分のところ。
「すいにょう」っていうんですって。

同じ部首のお仲間は、「夏」。
はぁ…なるほど。
って思いますけど、漢和辞典見ても、「すいにょう」の部に上がってる漢字は、「変」と「夏」を含めても、たったの5つ。
少ない…!
「すいにょう」ってマイナーな子だったんだなぁ…ちょっと不憫。

そもそも、常用漢字の「変」は俗字によるものだそうで、
本来は、もっと難しい字。
その漢字を見て、「おおっ、その字には見覚えがあるぞ!」と懐かしくなってしまいました。

その昔、中学生だった私。
社会科の授業で一生懸命、難しい漢字を覚えましたとも。
鎌倉新仏教、一向宗(浄土真宗)の開祖、親鸞上人!
中学生泣かせの「鸞」の字。
「言葉を糸でサンドイッチして、鳥が飛ぶ(なんのこっちゃ)」なんて言って覚えてました。

「変」の本来の字(旧字体)は、その「鸞」の「鳥」の部分を「すいにょう」にかえたものだそうです。
漢字のなりたちとしては、会意文字。
「連続するものを断ち切って、かえる」という意味になるとか。

2009年。
悪い流れを断ち切って、少しでも良い方向に変わりますように!

といっても、どちらを「良い方向」と考えるのか。
それは、国や立場が変われば、これまた「変わる」ものなので、だから難しいんですよねぇ…。 

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